日本ゲーム大賞2013授賞式レポート

日本ゲーム大賞2013授賞式レポート

”パズドラ”ブームは止まらない! 「パズル&ドラゴンズ」が日本ゲーム大賞2013 特別賞・経済産業大臣賞をダブル受賞

社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、2013年9月19日、「日本ゲーム大賞 2013」受賞作品を発表した。日本ゲーム大賞2013では、2012年4月1日から2013年3月31日の期間に日本国内でリリースされた1300以上の作品を対象に、一般投票および日本ゲーム大賞選考委員で審査を実施。2012年度を代表するにふさわしい作品を表彰する「年間作品部門」、日本を代表する10名のトップクリエイターがプロの視点で選ぶ「ゲームデザイナーズ大賞」、ゲーム産業の発展に寄与した人物や団体に贈られる「経済産業大臣賞」を選出した。なかでも「年間作品部門」は一般ユーザーの投票が結果を左右するため、この結果を見ればその年の人気ゲームが分かると言っても過言ではない。 完全な説明を見ます

社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、2013年9月19日、「日本ゲーム大賞 2013」受賞作品を発表した。日本ゲーム大賞2013では、2012年4月1日から2013年3月31日の期間に日本国内でリリースされた1300以上の作品を対象に、一般投票および日本ゲーム大賞選考委員で審査を実施。2012年度を代表するにふさわしい作品を表彰する「年間作品部門」、日本を代表する10名のトップクリエイターがプロの視点で選ぶ「ゲームデザイナーズ大賞」、ゲーム産業の発展に寄与した人物や団体に贈られる「経済産業大臣賞」を選出した。なかでも「年間作品部門」は一般ユーザーの投票が結果を左右するため、この結果を見ればその年の人気ゲームが分かると言っても過言ではない。

写真:「日本ゲーム大賞 2013」の受賞者

年間作品部門の大賞は「とびだせ どうぶつの森」(任天堂株式会社)が受賞した。ノミネート作品に「ドラゴンクエスト」(株式会社スクウェア・エニックス)、「バイオハザード」(株式会社カプコン)などのビッグネームが並ぶなか、自分のペースに合わせて自由気ままに楽しめるゲームシステムや豊富なやりこみ要素、さらに通信機能を介した他のプレイヤーとの交流の楽しさが多くのユーザーから支持された結果だ。同作品は2012年11月8日のソフト発売以来、今年3月末までの国内販売本数は380万本、6月末時点での世界累計販売本数は540万本にも及び、対象期間中に国内で最も売れた作品に贈られるベストセールス賞もダブル受賞した。

写真:投票した一般ユーザーより大賞のトロフィー授与

また、「ゲームデザイナーズ大賞」には「The Unfinished Swan」(Giant Sparrow/日本国内での発売・販売元:株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント)が選ばれた。真っ白なゲーム画面にユーザーが黒のペンキのようなものを投げながら視覚を可視化していく、という斬新なアイデアが高く評価された。

写真:ゲームデザイナーズ大賞で審査員長を務めた桜井政博氏

既存のゲーム業界に新風を吹き込んだスマートフォン対応ゲーム

今回の授賞式において際立っていたのは、2012年の発表以来、大躍進を遂げている「パズル&ドラゴンズ」の存在だ。スマートフォン対応ゲームとして社会的なムーブメントを起こしているのは周知の事実だが、加えてスマートフォンをゲームプラットフォームとして確立しユーザー層を拡大した点が評価され、年間作品部門の特別賞および経済産業大臣賞のダブル受賞となった。受賞した「パズル&ドラゴンズ」開発チームは、「1年以上をかけて開発してきた自分たちの努力がやっとユーザーの皆様に届いた。これからもより多くの人に楽しんでほしい。」とのコメントで喜びを表現した。

写真:ダブル受賞のパズル&ドラゴンズ開発チーム

今年の東京ゲームショウのテーマ「GAMEは進化し続ける。」のとおりCESA会長の鵜之澤伸氏は、授賞式の冒頭で「ゲームの進化、変化のスピードは年々速さを増している」と語った。その言葉を裏付けるかのように、「パズル&ドラゴンズ」がスマートフォン向けゲームとして初の受賞を飾り、既存のゲームプラットフォームに新風を吹き込む結果となった。「ゲームはパッケージからインターネットへと移行し、アップデートを繰り返しながら進化を遂げるようになった。このスピードの変化にいかに対応できるか」(鵜之澤氏)との言葉からも、業界内でのスピード感が一層速まっていることが伝わってくる。

写真:年間作品部門特別賞のパズル&ドラゴンズ

前述した年間作品部門のノミネート作品は、大賞の「とびだせ どうぶつの森」をはじめ、どれもおなじみのビッグネームばかりという印象を受けるかもしれない。しかしひとたびその内容を見れば、どの作品も前作をいかに超えるか、いかに新しい体験をユーザーに届けられるかに尽力している。一例として「昔からのユーザーにどう怖がってもらえるかを日々考えている」(バイオハザード開発チーム)との言葉にも、鵜之澤会長の言う「進化と変化」への努力が垣間見られる。

今後、パズル&ドラゴンズの受賞が追い風となり、ハイエンド化が進むコンソールとカジュアル向けに拡大するスマートフォン向けゲームといった、新たな勢力図がゲーム市場に展開されていくのは間違いない。しかし一方で大賞を受賞した「とびだせ どうぶつの森」に投票したユーザーの「ゲームの流れについていけない人でものんびり遊べるゲーム」というコメントも印象に残る。加速するゲーム業界でユーザーをいかに置いてけぼりにせず巻き込んでいけるか、またその流れにスマートフォン向けゲームやソーシャルゲームがどう絡んでいくのか、今後も注目したい。

日本ゲーム大賞 2013 年間作品部門 受賞作品一覧 大賞:とびだせ どうぶつの森(任天堂株式会社) 優秀賞: スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 (株式会社スパイク・チュンソフト) SOUL SACRIFICE(ソウル・サクリファイス)(株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント) とびだせ どうぶつの森(任天堂株式会社) ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(株式会社スクウェア・エニックス) New スーパーマリオブラザーズ U(任天堂株式会社) バイオハザード6(株式会社カプコン) ファンタシースターオンライン2(株式会社セガ) ファンタジーライフ(株式会社レベルファイブ) ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー(株式会社スクウェア・エニックス) ポケットモンスターブラック2・ホワイト2(株式会社ポケモン) ルイージマンション2(任天堂株式会社) ベストセールス賞:とびだせ どうぶつの森(任天堂株式会社) グローバル賞:コール オブ デューティー ブラックオプスⅡ(Activision/Treyarch) 特別賞:パズル&ドラゴンズ(ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社)

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